バドミントン専門店

頑張らないバドミントン研究会ロゴ
  • 閲覧履歴
  • 閲覧履歴
  • お気に入り
  • お気に入り

cambojia5

カンボジアチャリティツアー【5日目】

前のページへ
Page 01 02 03 04

頑張らないバッグも寄付してきました
この子ね~~~

キミ、将来はオリンピック選手だよ!
ずっとラケットと一緒
施設でお世話をしていらっしゃる
シスターです
後日、施設の運営団体の
クメール財団からNGOを通じて
私の手元に感謝状が届きました。

自慢じゃないけど英語が読めません
ので翻訳していただきました。





                                  2007年9月11日

頑張らないバドミントン研究会
須田祥充殿

特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
理事長 鬼丸昌也殿





須田 祥充殿

ご寄付に関して

 正義と平和、開発のためのクメール財団を代表して、
またクメール財団の全ての子どもたち、
特にカンボジア・バッタンバンにおける
ピースフル・チルドレン・ホームⅡの子どもたちを代表して、
すべての子どもたちに喜びと楽しみを与える64本のラケット、
50個のシャトル、ネットなどのスポーツ用具の寛大なご寄付に対し、
感謝を表したいと思います。

 また、テラ・ルネッサンスの江角泰氏とのミーティングを通して、
貴殿の資金提供によるテラ・ルネッサンスからのUS$400のご寄付も
非常に有益なものであると考えております。

WFP(世界食料計画)の支援の停止やフランスの団体
“Agir pour le Cambodge”が段階的に資金面の支援を停止している
ためにクメール財団が非常に困難な状況に直面しているため、この
ご寄付は好時期のものでした。

 また貴殿がバッタンバンでのクメール財団の全ての子どもたちへ
喜びと楽しみを与えていただきましたことに、重ねて、私個人の深い
感謝の念を表したいと思います。

 貴殿と貴殿の家族に子どもたちにして頂いたことの何千倍もの
ご多幸がありますように、お祈り申し上げます。

敬具



正義と平和と開発のためのクメール財団
執行理事 ノロドム・ノリンヴェィディヴォン





最後にこの施設「ピースフルチルドレンホーム2」の子どもたちの
中には、危険な目にあった子どももいることをお伝えします。

ここの子どもたちは、施設からそれぞれ学校へ通っているのですが、
登下校中に小さな子どもは誘拐され、国境を越えタイへ売り飛ばされる
こともあるそうです。

売り飛ばされた先でどうなるのか?
売春、物乞い、花売りなどの労働をさせられたり、お金持ちの外国人が
小さな女の子を買っていることもあるということです。

そんな状況の中、学校への送迎の車を買いたいのですが、
今はその資金もないのが現状です。

継続的に資金援助してくれるドナーを探していると言っていました。

今の私にはとても満足のいくような支援は出来ませんが、来年もまた
大阪でバドミントンのチャリティ大会を企画したいと思います。
そしてその資金をここの子どもたちにまた届けたいなぁと考えます。

ちなみに今回の寄付金は、地雷撤去団体マグへ$2,400  
ピースフルチルドレンホーム2へ$400

それぞれ割り振って寄付しました。


また今後共、私の扱うバドミントン用品の売り上げの中から
一定率の金額を毎月NGOを通じて寄付してまいります。



ここの施設で子どもたちと半日遊んで、心に残った出来事を最後に
紹介したいと思います。

ここの子どもたちは、とても人なつっこくて手をつなぎに来たり、
施設のあちこちを案内してくれたりしました。

でも、そんな中で他の子どものところへ話しに行くと、怒り出すのです。

分かります?

この子たちは、親の愛情を受けて育ってきたわけではありません。
知らず知らずに、私たちを独占しようとするのです。

「私のお兄ちゃんだから」
「私だけのお姉ちゃんよ」

そんな感じなんです。


実際、ツアーの同行者の女性がこんなふうに言われました。

「私のお姉ちゃんになって」

意味分かりますよね。


あなた答えられますか?
「いいよ」って言えますか?


やはりここでも答えの出ないまま施設を後にするほか無かったのです。




今回のカンボジアツアーの参加者は全員、帰国してから、NPO法人
テラ・ルネッサンスあてにレポートを提出する約束がありました。


この私の旅行記の最後にレポートを掲載します。
また、このような活動や平和教育に関心を持たれた方は、
テラ・ルネッサンスのホームページもご覧下さい。

            NPO法人テラ・ルネッサンス

そして全国の学校や地域で講演会も行われています。


では、5日間に渡りご紹介してきましたカンボジアツアーの報告ページは
これで終わります。

長い長いホームページを最後まで読んで頂きありがとうございました。
何かひとつでも心に残ったことがありましたら、是非お友達に、兄弟に
子どもに話をしてあげてください。

真実を知り伝えることが私たちが出来る一番手軽な支援です。

最後に私の提出したレポートを掲載し、筆を置こうと思います。

ありがとうございました。

                        頑張らないバドミントン研究会
                              代表  須田祥充






ピースフルチルドレンホーム2を訪問して



バッタンバンに位置する孤児院「ピースフルチルドレンホーム2」
ここへの訪問が私にとっては今回のツアー参加の一番の目的でした。

2007年6月16日に大阪の「なみはやドーム」を貸しきって
【第一回チャリティバドミントン大会】を企画運営しました。

この大会を通じて集まった参加費や販売した商品などの売上金、
また全国のバドミントン愛好家の方々から寄付していただいたラケット
などを直接カンボジアの現地の子どもに
手渡したいという私の思いがありました。



実際に現地の孤児院を訪れ、寄付金とラケット64本、シャトル4ダース、
組み立て式バドミントンネットなどを手渡すことができました。

教室に集まってもらい贈呈式があり、お礼に子どもたちが日本語で
唄を歌ってくれました。




その後、外で子どもたちと一緒にバドミントンをしましたが、
これがびっくり!
どうしてこんなに上手なんでしょう?

容赦なく降り注ぐ灼熱の太陽の下、夢中で子どもたちとガチンコ勝負で
バドミントンを
してしまいました。

どこからか

「須田さん、大人気ないで・・」

という言葉が聞こえてきたような・・・・(汗)



汗だくになって子どもたちと遊び、そして敷地の中を案内
してもらいました。
手作りの井戸、卵を産んだアヒル、生まれたばかりの子ヤギ・・・・
一所懸命私たちに説明してくれました。

どの子どももキラキラときれいな眼をしていて、笑顔が素敵でした。

内戦で親を亡くした子ども、ストリートチルドレンだった子どもたち。
ここに引き取られて暮らし、なお自給自足で食べることで精一杯の
施設の子どもたち。

勉強をし、友達と遊び、スポーツを楽しむ。
日本では当たり前な生活です。

しかし今なお、この施設に継続的に支援してくれる先が
不足していると聞きます。

「次はいつここに来てくれるのか?」

孤児院のシスターに聞かれました。

「来年もう一度来ます」


シスターの口からその返事はありませんでした。
私には

「なぜ来年なのか?」
「なぜ来月じゃないのか?」

そう言いたかったように思えました。

私は、ここに何をしに来たのだろう。
私に出来ることは何だろう?

ずっと考えてきました。


いまだに答えは見つかりません。



でもきっと私はあなたたちを忘れません。
これを機会に遠く日本からでも継続的に応援できる方法を探します。

日本にはたくさんの心温かい協力者もいます。
そしてきっと多くの人々が私の提案を聞き入れてくれるに
違いありません。

だから、待っていてくださいね。

これからもずっとずっとあなたたちを応援していきますから。


2007年10月
頑張らないバドミントン研究会 
代表 須田祥充

   前のページへ
Page 01 02 03 04