昨日の写真はかなり衝撃的だっとと思います。
本日3日目の訪問は二箇所です。
ひとつは、救急病院
もうひとつは、田舎の貧困な村です。
昨日のプノンペンから移動しバッタンバンという町に来ました。
昨日まではNGOのチャーターしてくれたマイクロバスで移動して
いましたが、ここバッタンバンへの道はバスで移動できるような
きれいな道ではありません。
もちろん未舗装でデコボコだらけです。
ですので、本日から4WDのジープを3台レンタルし、それで
移動となります。
未舗装のデコボコ道を延々と6時間ほど走ると、郊外の
バッタンバンに到着です。
ここは、タイとの国境地帯でカンボジア国内でも最も多くの
地雷が埋められています。
もちろんこんな不便で何もないような地区に観光に来る
物好きはいません・・・・
まずは、救急病院からご案内します。
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エマージェンシー病院
武装紛争の被害者へ医療外科
手術の提供と、人権尊重、平和
文化の促進などを目的に設立
された病院 |
すべて民間ボランティアによる寄付で
運営され、写真のようにジャッキーチェン
もこの支援に加わっています |
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近代的な設備と高度な医療
技術が整っています |
私たちが訪れた前夜に、地雷を踏んだ
人が運び込まれたとのことです |
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ここは全ての負傷者に対して
完全無料で治療が行われ、
手術、入院、食事、通院、リハビリ
まで一切お金はかかりません。 |
このエマージェンシー病院のスタッフから聞いた話で心に残ったことは、
ここの運営は、民間人または民間の団体からの支援のみで成り立って
いるということ。
逆を言えば、政府や他国などからの支援は全て断っているとのこと。
なぜでしょう?
それを受け入れると、完全に平等な中立的立場が崩れるから。という
ことです。
ある国の偉い人の指示を受けたり、治療の優先などの依頼が来ても
断れなくなります。
だからどこの国の指示も、誰の命令も聞かない。
完全中立の立場に立って、弱い者、助けを必要としている人を
救ってあげたい。という考えでした。
なかなかできる事ではありません。
頭が下がる思いでいっぱいでした。
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バッタンバンからさらにジープで数時間。
地平線が見える一本道を走り続けました。
パイリンという町に向かいます。
途中バナン地域という村に立ち寄りました。
ここはNGOが支援している貧困村です。 |
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地区の村長さんの家に村人たちが
集まってきてくれ、私たちを
歓迎してくれました。
写真は、村長さんとリーダーの
人たちです。 |