マニアックなお話し。ハイブリッドシャトルについて
ガチョウ羽根 GHS510 |
アヒル羽根 GHS310 |
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2023年7月にGOSENからハイブリッドシャトルが2種類発売されました。
GHS510は、耐久性重視のタイプ、GHS310はコスパ重視のタイプです。
510は、従来他社より販売されていたハイブリッドと同じ仕様です。
このシャトルは「3in1」というブランドでこの会社が特許を取っているため、
日本で販売されている全てのモデルに「3in1」の表示が義務付けられています。
GHS510のスペックは、「ガチョウ」の「ほうとう羽根」を使用しています。
写真でご覧のとおり、羽根の軸が少し湾曲しているのが確認出来ると思います。
この「湾曲」により、飛行時に微妙にシャトルが揺れます。
私も体育館で試打して確認できました。
一方、GHS310というモデルがあります。
こちらは、「アヒル」の羽根を使用しています。
写真からお分かりのように、羽根が真っ白で軸もまっすぐです。
「アヒル」の羽根を使った、ハイブリッドシャトルが今回発売されました。
なぜアヒルなのか?これは私の個人的な想像ですが・・・
通常、シャトルは「ガチョウ」が丈夫ですので、高級シャトルや検定球には、
「ガチョウ」が使われ、安い練習球には「アヒル」が使われます。
ところがです。
このシャトルに関しては、スカート部がやわらかいナイロン製になっています。
これにより、通常のシャトルより、衝撃を吸収しやすく、壊れにくくなっています。
と、いうことは、わざわざ「ガチョウ」を使わなくても、ある程度の耐久性は
「アヒル」でもキープ出来るのではないか?と考えたのかもしれません。?
加えて、510タイプは「ほうとう羽根」ですので、揺れが生じます。
310タイプは、揺れずに飛びます。
さぁ、どちらを選ぶか?ですね。
価格は310のほうが安いです。
どちらの人気が出るのか?
私も楽しみです。
みなさんも一度使ってみてください。
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頑張らないバドミントン研究会
バド研マスター
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