頑張らないバドミントン研究会 御中
初めまして。突然のメール失礼致します。
エチオピアで青年海外協力隊バドミントン隊員として指導と普及活動して
おります高橋真子と申します。
先日、須田様からいただいたカンボジアの小学校完成のハガキを見て、
私も熱いメッセージを届けたくなりメール作成に至った次第です。
今回初めて頑張らないバドミントン研究会様の商品を購入し、日本の友達の
家に送り、彼女にエチオピアまで運んでもらい、やっと私の手まで届きました。
エチオピアではバドミントンはまだまだ新しいスポーツで認知度はとても
低いです。エチオピアの首都のスポーツショップでは質の低いラケットと
合成級のシャトルは手に入れることができますが、ガットやグリップテープの
販売はありません。
なのでガットが切れてもそのまま使い続けるのが彼らの日常です。
縦横何本もガットが切れてシャトルが刺さるようになってから、
やっと使えない折れたラケットからガットを引っ張ってきて、
切れた部分だけ追加して修復します。
もともとガットのポンドが強くないラケットを使っているのもあり、
ガットが切れたまま使ってもすぐに折れることはありませんが、
徐々に歪んで行き、いつの間にか折れてしまいます。
しかし新しいガットも張り方の知識もない中では、どうしようもないのが
現実です。(私はエチオピアにて初めて部分張り・折れたラケットをテープで
固定してガット張り・歪んだラケットをガット張り、を体験致しました!笑)
物を渡すことについての葛藤(持続性はない、支援慣れしてしまう など)は
ありましたが、バドミントンを心から楽しめる環境を作りたいと思い、
今回 頑張らないバドミントン研究会の商品をエチオピアの子供たちに
プレゼントさせていただきました。
ロールガットを購入するとプレゼントしていただけるカラーガットと、
購入したロールガットを使って、今までの継ぎ接ぎラケットを新しく
張り直しました。
初めて見るカラーのガット、そしてしっかりガットが張られているラケットを
見て子供達の目はキラキラに!張り直したラケットの取り合いの日々です。
(生徒一人一人はラケットを持っておらず、40人の生徒に対してクラブで
20本弱保有しております)
日本とは全く異なる環境ですが、子どもたちはバドミントンが大好きです。
頑張らないバドミントン研究会様の商品が遠く離れたエチオピアでも
バドミントンラバーを笑顔にしていることを伝えたく、拙文ではございますが
メールをしたため致しました。
現地のバドミントンの写真を数点添付いたしますので、
楽しんで見ていただけると幸いです。
この度は素敵な商品をありがとうございました。
高橋真子 様