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バドミントンに限らずテニスにも言えることですが、よくよく見ると、トップ選手のグリップテープは「白」が多いことに気づきませんか?
実は最近、とあるメーカーさんのグリップテープの企画部署の方と直接お話しする機会がありました。
で、そこではじめて聞いた話が上記の「白」のテープなんです。
彼いわく、グリップテープは白が一番フィット感・素材感に優れているんだと。
???どうして??同じ商品なのに?? -
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テープの製造過程において、いろいろな原材料を組み合わせたり、コーティング材を変えてみたりしながら、ウェット感をだしたり、ドライで滑りにくくしたりと、様々な種類のテープを試作するらしいです。
で、その基本となる商品がすべて「白」だそうです。
試行錯誤の末、出来上がった「白」のグリップテープに、これで発売GO!となると、次に顔料を入れて、様々なカラーバリエーションを作って販売するということです。 -
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そこで、色付けのために「顔料」を入れると、それまでの「手触り」や「フィット感」「素材感」がどうしても変わってくると言うのです。だから、研究に研究を重ねて、これで行こう!となったグリップテープは、「白」が一番その求める品質の原点ということになります。
ですので、トップ選手の多くは、オリジナルに近い「白」を使っているというお話でした。
へぇ~~~!これは、私も40年以上バドミントンをしてきましたが、初めて聞いた話でした。 -